こんにちは、ヒカルです。
今回は神楽坂に通う理科大生なら誰もが興味ある
川・湖を復活させる技術について書いていきます。
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本記事の内容
- 実際の湖の変化
- ナノテクノロジーによる汚れの分離技術
こんな状態の川・湖を一度は見たことがあると思います。
まさに理科大の前のお堀もこんな感じです。
このような状態だと何が問題なのでしょうか。
- 魚や虫、鳥が住めなくなる。
- 飲み水が美味しくなくなる。
- 悪臭がする。
- 泳ぎたくなくなる。
化学者は様々な方法でこれを解決しようとしています。 その中でも今回はナノテクノロジーによる解決方法をご紹介します。
実際の湖の変化
これはペルーにある湖の画像です。 これが以下の画像のように変わったのです!
圧倒的に綺麗になりました。 それによって湖には鳥たちが戻ってきて、さらには人々もこの湖で楽しむようになったそうです。
ナノテクノロジーによる汚れの分離技術
ナノテクノロジーとナノ材料は水や環境に関する産業から大変注目を受けています。
それはなぜなら、ナノ材料の特徴として
大きな表面積と化学反応を調整する能力
があるからです。よって吸着剤として非常に効果を発揮することが考えられます。
上記の湖の汚れはまずナノテクノロジーによって開発された材料を湖に撒き、一定の時間経過するとその材料が湖の汚れを吸着し、上に分離されます。
まさに分液漏斗の有機層と水層のような感じです。
分離された汚れを最後に除去することで綺麗な水だけが残るということです。
過程はすごくシンプルですが、材料代がとても高額であることと、時間がかかるため普及していないと考えられます。
私が4年次に入ろうと思っている永田研究室では光触媒で川のアオコを除去する研究が行われています。
このような形で湖・川の汚れの分解に関する記事を書くことになったのは何かの運命であると思います。
永田先生、永田研究室で研究させてください。 よろしくお願い致します。