こんにちは、ヒカルです。
今回は “ ラマダン (Ramadan) は新型コロナウイルスで中止になる?”について紹介します!
素晴らしい記事になってます。
本記事の内容
- ラマダンとは何か
- 2020年のラマダンは異例!?
- 2021年のラマダンはどうなるのか
上記のとおり。 それでは順番に見ていきましょう!
ラマダンとは何か
ラマダンは1ヶ月間イスラム教徒が、日の出から日没にかけて断食をし、そしてイスラム教をお祝いする行事です。
この月において、ムスリムは日の出から日没にかけて、一切の飲食を断つことにより、空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育むことを重視する。また親族や友人らと共に苦しい体験を分かち合うことで、ムスリム同士の連帯感は強まり、多くの寄付(ザカート)や施し(イフタール)が行われる。
断食中は、飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口や闘争などの忌避されるべきことや、喫煙や性交渉などの欲も断つことにより、自身を清めてイスラム教の信仰心を強める。
2020年のラマダンは異例!?
2020年は新型コロナウイルスの影響で異例のラマダンとなりました。
なぜなら、モスク(Mosque)が閉じられたからです。
モスクは欧米、日本、韓国などにおける呼称である。しばしばイスラーム寺院または回教寺院と訳されるが、モスクの中には一部の例外となるものを除いて崇拝の対象物はなく、あくまで礼拝を行うための場である。
誰も中に入ることはできませんでしたし、誰も祈る事ができませんでした。
モスクが閉まっていることはかなりの異例でした。
新型コロナウイルスの影響により、世界中のほとんどの国でモスクに宗教上の理由で集まることを規制したのです。
それによりラマダン(Ramadan)も中止になるのではと囁かれました。
なぜなら、ラマダン(Ramadan)中は何度もモスクに訪れるからです。
毎年、世界中の4人に1人、25%の人がラマダン(Ramadan)をお祝いします。
2020年のラマダンは中止になったの?
実際2020年のラマダンは中止になりませんでした。
それではラマダンはこのパンデミックの中どのように続ける事が出来たのでしょうか!
まず、モスクを閉じました。信仰者の安全を優先したからです。
そして、なんとモスクはオンラインに移行したのです!!!
通常、全ての宗教上のメッセージはモスクの中で共有されます。
しかし、今回はフェイスブックライブなどを通して共有されました。
世界中のイスラム教徒は家でこのライブを見たのです。
こんなことはもちろん初めてです。
さらにはオフラインで寄付がされていたのも、オンラインに切り替わりました。
世界は変わり、人々も変わったのです。
そして日没後の断食終わりの食事は多くの人とレストランでするのではなく、
ルームメイトや家族と家でします。
モスクは閉まっていて入れませんが、心はいつでも開いているのです!
オフラインでもオンラインでもどんな形でも続ける事が重要なのですね!!
2021年のラマダンはどうなるのか
2021年のラマダン(Ramadan)は
4月13日火曜日の夕方から開始され、
5月12日水曜日の夕方に終了します。
2021年は2020年のときのように完全にモスクが閉じられているわけではありません!
国ごとに異なるようです。
例えば、
エジプトでは申請をすれば、人数制限とソーシャルディスタンス、マスク着用で中に入ってお祈りする事ができるようです!
その他の国の情報はこちらから
今回はラマダンについて更に深く掘りました!
新型コロナウイルスの影響はとても大きいけれど、続けるための努力や変化は美しいと感じました。
ラマダーン(Ramadan)やファスティングなどの断食に関する詳しいブログはこちら⬇︎