こんにちは、ヒカルです。
今回は“象の糞”から作られる紙。リサイクルで木を救う。について紹介します!
そんな信じられないアメージングなことについて記していきます。
本記事の内容
- 紙は何でできているのか..細かく見てみよう
- “象の糞”でどれくらいの量が作られているのか..すごい数
- 地球温暖化を防ぐ..木は大事な資源
上記のとおり。
それでは順番に見ていきましょう!
紙は何でできているのか..細かく見てみよう
今私たちが使っているほとんどの紙は木からできています。
特に木の中に豊富に含まれているリグニンとセルロースが原料です。
これらの繊維を化学的、機械的に分離して製造します。
なぜ”象の糞”から紙が作れるのか
その答えは象が植物しか食べないからです。
植物はそのほとんどが繊維です。
つまり全ての繊維が胃に入り、そして排出します。
だから象の糞は繊維をたっぷりと含んでいるのです。
“象の糞”から紙が生成されるまでの工程
まずは糞を集めます。
そして灼熱の太陽にさらし乾燥させます。
続いて200℃に沸騰させ、大きな鍋で混ぜます。
混ぜた物を型に広げて均等にならし、販売サイズにカット。
最後に金具で組み立てれば害はない綺麗なノートブックになります。
もちろんフンの匂いは一切しません!!
この象の糞から作られた紙は今では30もの国で販売されています。
象の糞でどれくらいの量が作られているのか..すごい数
象はエサの草を食べれば食べるほど当然糞をします。
大人の象になると1日に16回排出します。
したがって12頭の象がいた場合、1トンの糞を回収するのに必要な日数は
たったの1日です。
1年でA4の紙50,000,000枚です。
まあ全く想像はできません!笑
地球温暖化を防ぐ..木は大事な資源
紙は生分解性があるため、環境に悪いというわけではありません。
木を切り落とすことが環境に大きい負担を与えているのです。
その数はなんと毎年15億本です。
この内40%はただ紙を作るためだけに切られているのです。
森林伐採は大きな大きな問題です。
皆が知っている通り地球が生き残るためには木が必要です。
単純に考えれば必要な紙の数が減れば、切り落とされる木の数は減るということです。
加えて必要な紙をこのようなリサイクルの形で製造するとさらに木を守ることができます。
いたってシンプルなアイデアでも地球を大きく守ることにつながるということがわかります。
だからこそ小さいことでも地球のためになると思うことは信じてやっていくべきだとこのストーリーから学ぶことができました。
参考
世界には素晴らしい取り組みで地球をよくしようとする取り組みがたくさんあります!
以下にそんなアメージングなことについて記事を載せますので是非読んでみてください!
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